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Kotodamura

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Sankyo ドラム式。

と言ってもパチンコでも洗濯機でもなく、置き時計のお話。「乾電池?ノンノン、男は黙ってコンセント直結じゃあっ!」という、昭和の益荒男家電のひとつである、サンキョーのドラム式時計(ザックスシリーズ)の修理のご依頼。ひとつは木目がシブいNo.304z。もうひとつはシンプルでかわいいNo.400z。どちらも電源コードを差し込んでもうんともすんとも言いません。
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分解して調べてみると、2台とも一番大事なギアが経年変化で割れていました。ウン十年前のものなので、もちろんメーカーにもパーツはありませんでした。というより、メーカーはもう時計を作っていませんでした(オイ

それならば作るしかありません。

用意したのはこんなパーツ。
身近なあそこで手に入る某時計より拝借。
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ポン付けはできないので、削って寸法を合わせると、
アラいい感じ。
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ちょこっとグリスを塗って完成。
また時を刻み始めました。
パタパタ時計もいいですが、滑らかな動きのドラム式も雰囲気があって好きです。

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by kotodamura | 2016-05-07 15:16 | works

アコースティックベース完成。

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35インチ スーパーロングスケール
ボディトップ:スプルース
サイド&バック:オバンコール
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:ローズウッド
フレット:三晃製作所ミディアムジャンボ
サイド&トップポジションマーク:真珠貝
ナット&ブリッジ:牛骨
ペグ:シャーラーM4
ストラップピン:オリジナル真鍮削り出し
ヴィンテージラッカー仕上げ
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ネックは途中で1度作り直しています。
一般的な寸法で作ったところピンと来ませんでしたが、極太ネック(個人的には「丸太」と呼んでいます)に作り変えて、弦高も高めにしたところピアノの様な豊かな響きにガラっと変わりました。それ故かなり重い。中身が空っぽなのに重いという、太・高・重の三重苦が味わえる修行僧ベースが、今ここに誕生しました。それにしてもアコベの35インチはデカい!長い!1フレットに届かない!

また、ボディバックにはエレキギターのようなパネルがありますので、いつでもボディ内部にコンニチワする事が可能。お好きなマイクを仕込んだりする時に便利なのは勿論、お部屋の掃除のついでにボディ内部にも掃除機をかける事が出来るとか出来ないとか。綺麗好きのあなたにぴったり!

とまあ、ご理解のあるオーダー主様なのをいい事に好き勝手やらせて頂きました。ちなみにオーダーを受けたのが確か2009年。7年もの間お待ち頂き本当に感謝であります。ありがとうございました。
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by kotodamura | 2016-05-02 19:54 | works